外壁の色あせは、経年劣化で必ず起きる問題です。家が古くなったような印象を与え、見た目を損ないます。しかし、適切な色選びと塗料の選択で、色あせを最小限に抑えることができます。ここでは、色あせの原因としやすい・しにくい色、さらに色持ちを良くする塗料選びのポイントをご紹介します。
色あせが起きる2つの原因
紫外線による色素の劣化: 外壁は紫外線を浴び続けることで劣化し、色あせを起こします。特に日当たりの良い南面は紫外線による色素の劣化が顕著です。
化学変化による変質: 元の材質が金属などの場合、酸化などにより変質して色が変わり、色あせしたように見えます。鉄だと錆びが出て赤や黒に変化することがあります。
色あせしやすい色Top3
赤: 耐光性が低く、鮮やかな色なため色あせが目立ちます。東京タワーも5年に1度は塗装をしているほど。
黄: 特にレモンイエロー系は色あせが早く起こりやすいです。クリーム系でも汚れと合わさって目立ちます。
緑: 明るめで濃い緑を使うと色あせが目立ちます。青に次いで色あせしやすい色です。
色あせしにくいおすすめ色Top3
白: 最も色あせしにくく、太陽光を吸収しにくい特性がありますが、汚れが目立ちやすいことに注意が必要です。
黒: 白に次いで色あせが目立ちにくい色です。汚れが目立ちやすく、艶がなくなると色あせたように感じることがあります。
青: 光を反射しやすく紫外線の影響を受けにくい特性があります。色あせしにくい色の一つです。
これらの知識を活用して、外壁塗装の色選びに役立ててください!
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