外壁塗装で無機塗料を使うメリットとデメリットを徹底解説!

外壁塗装をする際に、どのような塗料を選ぶかは非常に重要なポイントです。

塗料にはさまざまな種類がありますが、今回は無機塗料について詳しくご紹介します。

無機塗料とは、主に無機質の顔料と水ガラスなどの無機質の結合剤で構成された塗料のことです。

無機塗料には以下のようなメリットとデメリットがあります。

無機塗料を使用するメリット

無機塗料のメリットは、以下の3点です。

・耐久性が高い

無機塗料は、紫外線や酸素などの影響を受けにくく、色あせや劣化が少ないです。

そのため、長期間にわたって美しい外観を保つことができます。

また、水ガラスなどの結合剤は、塗装面と強固に結びつき、剥がれやひび割れを防ぎます。

・防カビ・防藻性が高い

無機塗料は、有機物を含まないため、カビや藻などの生物の発生を抑えることができます。

また、アルカリ性であるため、酸性雨などの汚染物質にも強く、外壁を清潔に保つことができます。

・環境に優しい

無機塗料は、有害物質や揮発性有機化合物(VOC)をほとんど含まないため、環境や人体に対する負荷が低いです。

また、自然素材である水ガラスや珪藻土などを使用することで、自然に還るサイクルを作ることができます。

無機塗料を使用するデメリット

無機塗料のデメリットは、以下の2点です。

・施工が難しい

無機塗料は、水分が多く含まれており、乾燥するまでに時間がかかります。

そのため、施工時には気温や湿度などの条件に注意しなければなりません。

また、水分が蒸発する際に収縮するため、ムラやクラックが発生しやすいです。

そのため、施工技術や経験が必要です。

・色彩表現力が低い

無機塗料は、顔料の種類や量に制限があります。

そのため、色彩表現力や光沢感が低く、豊富な色彩バリエーションを楽しむことは難しいです。

また、色ムラや色あせも起こりやすいです。

以上が無機塗料のメリットとデメリットです。

無機塗料は耐久性や防カビ・防藻性などの優れた特徴を持ちますが、施工や色彩表現力などの面では注意が必要です。

外壁塗装をする際には、信頼実績のある外壁塗装業者に依頼し、自分のニーズや予算に合わせて、最適な塗料を選ぶことが大切です。

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