外壁塗装をするときに、色の選び方に悩む方も多いでしょう。
外壁塗装の色は、家の印象や雰囲気を大きく変えるだけでなく、長持ちするかどうかにも影響します。
では、外壁塗装の長持ちする色とはどんな色なのでしょうか?
この記事では、外壁塗装の色の選び方とおすすめの色をご紹介します。
外壁塗装の色の選び方
外壁塗装の色を選ぶときには、以下の3つのポイントに注意しましょう。
1. 日射熱吸収率
日射熱吸収率とは、太陽光をどれだけ吸収するかを表す数値です。
日射熱吸収率が高いと、外壁が熱くなりやすく、塗料が劣化しやすくなります。
逆に、日射熱吸収率が低いと、外壁が冷えやすく、結露やカビの原因になりやすくなります。
一般的には、日射熱吸収率が0.3~0.6程度の色がバランスが良いとされています。
2. 色あせしやすさ
色あせしやすさとは、紫外線や雨風などによって色が変わりやすいかどうかを表す数値です。
色あせしやすさが高いと、外壁塗装の美観が損なわれやすくなります。
逆に、色あせしやすさが低いと、外壁塗装の寿命が延びやすくなります。
一般的には、色あせしやすさが1~3程度の色が安定しています。
3. 周囲の景観や雰囲気
周囲の景観や雰囲気とは、家の周りにある自然や建物などの環境です。
周囲の景観や雰囲気に合わせて外壁塗装の色を選ぶと、家が調和しやすくなります。
また、自分の好みや家族の意見も大切です。
自分たちが住みやすいと感じる色を選ぶことで、快適な暮らしができます。
また、漆喰を使った壁材で外壁塗装を行う業者もあるため、健康的にもいい影響を与えます。
外壁塗装のおすすめの色
以上のポイントを踏まえて、外壁塗装のおすすめの色をいくつかご紹介します。
・ベージュ
ベージュは、日射熱吸収率も色あせしやすさも中程度でバランスが良い色です。
また、自然や建物とも馴染みやすく、落ち着いた印象を与えます。
ベージュは万人受けする定番の色で、飽きにくいです。
・グレー
グレーは、日射熱吸収率も低く、色あせしにくい色です。
また、シンプルでモダンな印象を与えます。
グレーは白や黒などとも相性が良く、コントラストをつけることで個性的な外観にできます。
・ブルー
ブルーは、日射熱吸収率も低く、色あせしにくい色です。
また、爽やかで清潔感のある印象を与えます。
ブルーは海や空とも調和しやすく、開放的な外観にできます。
・グリーン
グリーンは、日射熱吸収率も低く、色あせしにくい色です。
また、自然と一体感のある印象を与えます。
グリーンは木々や花とも調和しやすく、緑豊かな外観にできます。
まとめ
外壁塗装の長持ちする色とは、日射熱吸収率や色あせしやすさが適度で、周囲の景観や雰囲気に合った色です。
ベージュやグレーなどの中間色や、ブルーやグリーンなどの寒色系がおすすめです。
自分たちが住みやすいと感じる色を選ぶことで、長く美しく快適な外壁塗装を楽しめます。
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